身支度への時間配分

最近、友達と話をしてて気付いた事だけど、起きてから出るまでの支度の時間について。

何らかの用事で普段、行き慣れない場所に時間厳守で行く場合。大抵がギリギリ、慌てた状態になってしまう。余裕を持ってその場所に到着する、という事が数える程しかない。

これを友達に話していたところ、全ての時間配分がギリギリに設定している、と気付かされた。私の中ではギリギリではなく、丁度いい加減だと思ってたけどね。

例えば、○○駅から徒歩10分のビル8Fにある企業に午前10時に到着しなければいけない。という場合、先ず○○駅に10時前に到着する電車の時刻を調べる。10分前、20分前、30分前に到着とあるなぁと見つつ、○○駅に慣れてないので、改札口とかよく分からんけど、20分あれば大丈夫か、と思う。 自宅から駅までが10分で9時20分の電車に乗る予定なので、9時10分に家を出ればいいと分かる。ここから、朝の支度に60分ぐらい(洗顔、歯磨き、化粧、毛髪、朝食)あればいいか、と思うので10分余分にとり8時起床とする。

じゃぁ、実際どうなの?となると。

時間配分

大まかにはこんな感じで、本当はもっとボーっとしてる時間がちょこちょこある。色々と洗い出してみると、何たる雑な予定だろうと思う。

  1. アラームを止めて覚醒はする。けど、大概これからの支度の段取りみたいなのをシミュレートしながらボーっとしてる。
  2. 歯磨きを終えたら、またボーっとしてる。この時点で時間がヤバイと分かっているにも関わらず、またしても段取りの思案に入っている。電車の時間を再度確認したり、朝食の有無をどうするかとか。
  3. これもう、上手くいくのが滅多にないって経験上、学んでいるはずなのに何故か勝つ事を前提に時間配分してる。案の定というか、焦りもあるので余計に髪が上手くまとまらない。時間に余裕があっても別のヘアアレンジに挑戦しようとするので結局、大幅に時間を食う。
  4. 着替えも時間があれば、別のコーディネートを試そうとする。あーでもないこーでもないと何度か着替えをしてしまい結果、時間の余裕をここで使いきる。
  5. 前もって調べてるけど、よく分からんが何とかなる、で大概終わってるので、ここで必死に駅に着いてからの道や企業が出してる案内の地図を見る。
  6. 企業のみが入っているビルならいいけど、複合ビルはもうダメ。そもそもオフィス用のエレベーターが探せ出せないし、エレベーターの乗り換えがあったり、フロア内の場所も分かっていない状態なのでビル到着をゴールにしてしまう事自体が間違い。

この例だと完全に大遅刻のパターンだけど、毎度こういう時はギリギリの到着になってしまう。時間に余裕があっても何故か無駄な冒険心に唆されて、持ち時間を使ってしまう。出先で時間を潰すのが嫌、っていうのもギリギリ到着の大きな原因の一つ。

年齢を重ねても思考回路は変わらんのか、というぐらいにお粗末な予想。よくこれで食いっぱぐれてないな、と思う。けど、友達と話していかに自分がスカスカ予想を立てていたかよく分かったので、何でいつもギリギリになってしまうか、の要因が見えた気がする。

mokumoku
それにしても最近のビルの案内表示がよく分からん。ちゃんとした全体が載っている案内板を見つけられればいいんだけど、ビルの壁にあっちはナンチャラ、こっちはナンチャラとスタイリッシュに英語で表記されてる。さっぱり分からん。オフィス用の棟はあっちだよ~と書いてるわけでもなく、ウロウロしてるとサラリと壁に「conference」の文字。何よ。知らんよ。どこよここ。となる。丁寧に一文字ずつステンレスで出来てるような文字をスマホに打ち込み調べると「会議」とな。貸会議室ゾーンだよ~とお知らせしているらしい。カンファレンスなんて、ドクターXと白い巨塔でしか聞いたことないわ。 こういう最近のビルとビジネス横文字多用者がなんとなく似てるなぁと感じる。お互いの語彙の常識がかみ合わない。