私の願望が具現化した猫のおもちゃ買った。

「願望が具現化」って言い過ぎてるとこもあるな。

半年ぐらい前だかに猫のおもちゃを見てる時「こういうのなんだよ!」というのを見つけた。

私の理想

  • おきあがりこぼしに針金がついていて、その先に羽、セロファン系のおもちゃがついてる
  • 一度触れば不規則な動きをしてくれる
  • 危なくない

見つけたおもちゃ

  • モーターで、針金の先についたおもちゃの蝶が回転。
  • モーターが内蔵された土台(山みたいな形)の先端に針金が伸びている。
  • 設置型。

うん。書き出すと、全然違う感じするけど針金の先におもちゃついてればいいのよ。イメージとしてはカシャぶんが自動になった感じ。(カシャぶん詳細

ただ、当時は扱ってるネットショップがamazonや楽天、yahoo、他を見ても2店しかなく、少ないレビューでも「回転が速すぎて危ない」と書いてあったので、この時は買わなかったんだよね。

 

したらば最近になって、ホームセンターに行ったついでに猫おもちゃを見てたら、メーカーは違えど以前に見た似たようなおもちゃが売ってたので即購入。

前に見たのとは形が若干違うものの「自動で針金が回転するおもちゃ」という点では同じ。

ネットで購入した方が若干安いんだけど(ホームセンターで900円程度)、送料無料のamazonプライムのみでの話。
他のネットショップだと高いかな。
あと、ネットで購入する時は付け替え用と間違わないように気を付けた方がいい。

箱に書いてあったか覚えがないけど(書いてあるね)、設置タイプだと思ってたら持って遊ぶことも出来る。

なので......

置いておいてビヨンビヨン遊ぶもよし!

電源ONにしてくるくる回転させてもよし!

持ってビヨンビヨンガサガサ遊ぶもよし!

持ちながら電源ONで回転&ガサガザさせてもよし!

自動でも手動でもどっちでもよし!

という。

もうさ、これは理想でしょ。

理想が形になっちゃったでしょ。

猫飼い歴=約年齢の猫飼いマスターとしては「これが猫にとっても飼い主にとってもベストな1品ぞ!」と、触れ回りたいぐらいでしょ。

「これなんだよ!欲しかったのは!」って言えちゃうでしょ。

遊ぼうとするも・・・。

見つけた時から家に帰りたい欲求を鎮めもせず、急いで帰宅。

いつもだったら、エレベーターのボタンは一度しか押さないけど、連打しちゃうぐらいに気が逸る逸る。

 

ダクダクにかいた汗も、家に入る前にホコリを落とすルーチンも気にせず、バッグもほったらかし、外着のまま早々に箱から取り出し組み立て開始。

 

簡素な作りではあるものの、だからこその値段だしこのシンプルさでいいんだよ!と、組み立てながらペティオを褒める褒める。

電池付きなのもありがたいわけさ(テスト電池じゃないのさ!)

 

して、いざ!

この組み立ての間にチャコとサバコはお昼寝タイムだったので、大声で
「ちょっとーーー!チャコーーー!サバコーーー!ちょいぃぃぃ!いいの買ってきたからーーー!ちょっとーーー!来てーーー!いいから!すごくいいもんだからーーー!」
と叫ぶも誰もこん。

全然こん。

最終奥義の一歩手前(最終奥義はチュール)「チュチュチュチュチュチュチュチュ」を使ってもこん。

 

こっちはさ、めちゃくちゃに興奮してんだわ。

もう二匹が食い付いて食い付いて仕方ねぇ!というイメトレも出来てんだわ。

既にこの時点でもう1台買わなかったこと、壊れた時の取り換え部品を買わなかったこと、電池の在庫を確認してなかったことを後悔してんだわ。

やりたくて仕方ないのにーーー!

全然こーーーん!

 

かと言って無理矢理、起こすのも気がひける。ってか、大声で呼んでもこないし、「チュチュチュ」でもこないし、この時点で結構に無理矢理やってるからこれ以上は出来んかったよね。

来んなぁ~と思ってる間に自分の興奮も冷めてくるし、汗が気持ち悪いし、外着のままだし、靴もしまってないしとか、ごちゃごちゃ考え出して一旦、おもちゃから距離を置いた。

熱が冷めたとこで・・・。

何時間過ぎたか。

私もすっかりおもちゃの事は忘れて、シャワーを浴びてスマホゲームに夢中になってた頃にチャコが起きてきた。

「おう、チャコ。おはようね」

と挨拶して伸びを手伝ってやり、またゲームに戻る。

しばらくするとサバコも起きてきてサバコにも

「おはようね。サバゴロー」(呼び方は私の機嫌によって変わる。チャコタローや○○の介、○○衛門とか)

と声をかけ、水を飲みに行くサバコを見届ける。

 

きたんだよ。

とうとう遊べる時が!

チャコが起きてからも至って『私は興奮などしてない』と、自分で自分を誤魔化してたけども!
本当は『ヨッシャーーー!やっとこの時が来たぞ――ー!』と思ってたからね。

猫達が十分、水分をとったら私の出番なんだから!とね。

待ちに待ったんだからね!

 

二匹が水を飲んで、香箱座りをする前に

「ちょいいい!これで遊ぶぞ!」

と件のオモチャをスイッチON!

それまで試しにでもスイッチ入れてなかったから、気付かんかったけど回転しん。

再度、スイッチを切り替えてみても動作せず。電池の向きを確認するも正しい向きになってる。

簡素なつくりだったから『配線が途切れてるんか?』と中を見るも(電池ケースの中から配線が見れる)モーターの端子とちゃんとくっついてるよう。

『不良品かもしれんな』と思いながら先端部分(下画像)を触ってみると、モーター音がするも回転しない。

『モーター音がするけど、回転しないっておもちゃが重すぎなの?』と思い、一度先端部分をはずして、もう一度つけようとした時、「ビビビビビビビビビビビビbbbbb」と蝶の羽音が鳴りながら回転。

 

どうやらね、先端部品を押し込み過ぎたみたい。

flying-butterfly
部品点数はモーター内蔵の支柱(黄色)
蝶付きの針金部
支柱を支える部品(緑)
脚三枚(紫)

flying-butterfly-2
先端部をはずしたとこ
ここが取り換え用部品で購入可能

一枚目の画像で見ると、支柱と先端部品の間にわずかな隙間(目測5mm程度)があるんだけど、最初はここに隙間なくビッチリ嵌めてたの。

ビッチリ嵌め込み過ぎてたので、モーターも回転できなかったよう。

なにはともあれ、回ったんや!

ようやく遊べるど!

意気揚々と新オモチャを見せるように回転させながら猫に向けてみる。

 

が。・・・逃げよる。

 

蝶の羽音「ビビビ」がうるさいのか、怖がりよる。

 

遊ぶどころが怖がるって。

ちょっと想像できんかったわ。

んで、結構ショックなんだわ。

すっごく私と猫にとってベストおもちゃだ!って思ってたからさ。

イメージでは食いつき半端ないって思ってたからさ。

数時間前までの「二台必要や!」とか「取り換え部品購入しなかん!」とか「電池の在庫も確保しな!」とかそんな事を考えてたのに、全く要らんかもしれんとかさ。

 

モーターがなくても勿論、遊べるんだけど回転しないで遊ぶんだったらカシャぶんとかキャットダンサーでいいわけでさ。

「まぁでも置いておいても遊べるからな!」と、大分ショックだったけど、とりあえず回転させずに支柱を持って猫じゃらしのように振ってみる。

 

床にこすったり近くにある家具、布製品にこすって「カシャカシャ」と音をたてながら食い付くのを待つも、訝し顔が変わらん。

 

飼い主に似たんかなぁ。よそ者は受け付けん!みたいな気質。

違うか。遊ぶ時は遊ぶもんなぁ。

最初の「ビビビ」がもう失敗だったんかなぁ。

 

しばらく、フリフリしてみるも訝しい顔をしながら警戒が解かれることはなく、諦めて最後の賭けでもある「置いたまま、ペッと触ったらビヨンビヨンするから面白いよ」の作戦へ。

 

支柱をたててモーターは回さずに放置してみるも、まぁ近付かんのな。

1時間経っても、2時間経っても、オモチャの周りを避けるように歩くのな。

 

あれから1週間ぐらいかけて、モーターを回さずにオモチャで遊び、オモチャに慣れたところで少しずつ回転させては切ってを繰り返して、最近に至っては(約2週間後)モーターをつけてても訝し顔をせず触るようにはなった。

結論!

遊びの達人、チャコはモーターを回転したまま持って振ってあげると食い付く時は食い付く。

持ってなくても、回転しておけば食い付く時は食い付く。

が、やっぱりいつも遊んでる子ネズミ、フェルトボール、猫じゃらし、カシャぶん、他、おもちゃの方が断然に食いつきがいいし、それらはいつまでも飽きない。

遊ばずのサバコはなぁ。

モーターを回転して振ってあげても鬱陶しそうな顔をするだけなんだよなぁ。

近づけても「邪魔!」と言わんばかりに猫パンチして終わり。遊んでるっていうより、とにかく鬱陶しそう。

モーターを回さないで振ってあげると、気分によっては食い付く。ただこれは他のおもちゃも気分によっては食い付くから、サバコにしてみれば遊んでる方だと思う。

持たずに置いてあるだけだと『オモチャ、見えてないんじゃない?』ってぐらいに無視。

モーターを回すと、やっぱり鬱陶しそうな顔。(この顔を写真でなかなか撮れん。二重アゴになっててかわいいんだけどね)

 

本当に自分では「これぞ!」というオモチャだったから、この惨敗っぷりにはショックを隠せんわ。

蝶が壊れたら(壊れるまで遊ぶ気がしないけど)、それか蝶を無理矢理外してカシャぶんについてたハッチかバード、もしくは猫おもちゃ用の鳥の羽をつけてみようかと思う。

蝶がダメな気がしてるけど、他のでもダメなら打つ手なしだな。

それでも、このモーター付き支柱と回転する仕組みだけは活かして、なんとか改良を加え二匹が遊んでくれるようにしたいとこ。

というか、多分ではなく大いに、ちょっと楽したい私の為の改良なんだけどね。

 

それにしても今回のはどうしようも無かったけど、何故に自動だと飽きるの早い?
最初は食い付いてても3日もすればスイッチ入れても無視しとるからな。動きに飽きるんかなぁ。

とりあえず、今回は不発だったわ。

寝ます。

 

カシャぶんとは・・・

カシャブンは猫おもちゃで人気のおもちゃなのだ!
ウチの猫もよく食い付いてるのだ!

いろんな種類があるんだよ。

基本的な作りは針金の先端におもちゃがついてて、ビヨンビヨンさせて遊ぶ。

私はスーパーロングが好き。なんでも長いのがいいわ。

キャットダンサーとは・・・

お手頃価格のおもちゃ。
こちらも食い付きはいいんだけど、いかんせん持ち手というのがなく針金をダイレクトに持つので長く遊んでると手が痛くなる。