毛玉ボールの存在は知っていたものの昔、読んだ鴻池剛さんのweb漫画に毛玉ボールからムシが発生した話を読んで以来、全く作る気はなかった。
でも最近になって換毛期が落ち着き(またすぐ来るんだけどね)猫のブラシを掃除してる時に思いたち、チャコとサバコの毛からそれぞれ毛玉ボールを作ってみた。
毛の量がそれぞれのブラシについてた分しかなかったので1cmぐらいかな?小さい玉しか出来んかったね。
濃い茶色のチャコボールとグレーのサバコボール。
いざ!
ボールが出来た頃にちょうど、チャコがいたのでチャコにチャコボールを投げてみたら・・・。
食い付きが凄いね!
自分の毛の塊にとても大興奮するんだね!
サバコボールも投げてみると・・・。
変わらず食い付きが凄いね!
こんな身近にこんなに遊ぶおもちゃあったんか!と。
だから皆、作るのか!と。
ムシがわいたら嫌なので、その日には捨てるつもりだったけど、数日ぐらいは置いておいてもいいかな?と思うぐらいに楽しんでるご様子。
まぁチャコはいいのよ。基本的には何でも全力で遊んでくれるからね。
問題はサバコよな。
オモチャの選り好み激しいというか、遊ぶ気力が少ないというか。
チャコがピョンピョン遊んでる最中にサバコもどっしりどっしり近付いてきたので、手に持ってたサバコボールを投げようとしたら・・・。
・・・・・・
チャコボールが転がってるのを見ただけで踵を返して、どっか行った。
多分、1時間ぐらい隠れててその間に毛玉ボールは回収して部屋の隅に隠しておいた。
サバコは部屋に入るにも、さっき見たボールがないか、びくびくキョロキョロしてて小さな物音一つに驚いてる状態。
こんな状態では遊ぶ以前の問題ですよ。
チャコは気に入ってるから、すぐに捨てるのも偲びない気がするけど、サバコは怖がってる。
ただの毛の塊なんだけどね。
コロコロ動いてるとこを見たから変な小さい生物と勘違いしたのかな?と思って、チャコボールを手に持ち1mほど離れた場所で見せてみた。
・・・・・・
目をショボショボさせてるとこを見ると、やっぱり怖がってる。
さっきまで隠してたとこに戻すと、その場所を目をショボショボさせながら注意深く見てる。
結局、サバコがいないとこでチャコとは遊んだ。3日間。
サバコには捨てる前にもう一度だけ遠くから見せてみた。
やっぱり目はショボついてたけど、匂いを嗅ぎに近付いてきた。
おお!大きな1歩!
と思ったし、持ってたのはサバコボールだったから自分の毛の匂いがするなら、この警戒心も解かれるかな?とも思った。
だけれどね。
匂いを嗅いだ瞬間!凄い勢いで、身体中を舐めまくり足で耳をカリカリし出し、全身が痒いかのような態度。
私が昔に蕁麻疹になった時みたいなね。かゆかゆ状態みたいな。
ボールは捨てました。
何があんなに痒くさせたのか。
ブラシについてる毛は舐めるのに。
チャコの毛も舐めるのに。
自分の毛だって舐めてるのに。
なんで、あんな蕁麻疹出た!って勢いだったんだろう。
毎度、サバコ関連は何だか罪悪感覚えるなぁ。
でも今回は私が悪いか。サバコごめんよ。もう毛玉ボールは作りません。