ある一日

ここ最近は稀にみるお仕事集中モード継続中。サクサクとは言わんが秋頃までに仕上げる予定の仕事が前倒しで出来ていて、このままの調子であれば8月内に終わらせれそう。このままの調子であれば、だけど。

毎度こういう時に思うけど、このリズムを崩さなければ納期ギリギリで焦ることもないし、仕事の予定も立てやすい。残念ながらそれが続かないから、カツカツ生活なんだよね。

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普段の一日でこれが理想
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普段の一日の別パターン

最近の一日ってほとんどこの2パターンの時間で過ごしてるの。細かい時間の違いはあるし休憩ももっと細かくとる時もあるから大体な感じだけど。
午前中と午後で仕事をするか、午前中と夜に仕事してるか、昼休憩の時間で変わってくる。この日常を続ける事が出来ればいいんだけど、そううまくいかん。

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やる気がない日

一日にたった1時間半しかやらない時もあるから。これが一日で済めばいいけど1週間~1ヶ月こんな状態が続く時があるからね。何もしない日もあるし。
こういう人は会社に勤務した方が強制的に働くだろって思うかもしれないけど、それが出来なかったからこの働き方になってるのよ。

勤務してた時に堪え難し!と思ってたのは休憩の時間5日連続で出勤しなきゃならんこと。自分が集中してようがしてなかろうが同じ時間に一斉に休憩をとらなきゃいけない。休憩を取りたくなくても、取りたくても自由にはとれない。5日連続での出勤も嫌で仕方なかったんだよね。『何で休みの曜日を変更できんのよ』と思ってた。

大きな企業や外資系、職種によってはもっと自由なんだろうけど、大学中退して新卒という枠からはずれたらもう難しいし、入れても契約社員か派遣。中小企業ではなかなかとり入れる事が出来ない勤務形態。

それまでフリーターでサービス業をやってたから、慣れないだけかと思ってたけど3年経っても5年経っても10年経っても慣れん。ここまできて慣れんなら、この先も慣れん。
この頃ぐらいに病気になって『この先、社会人できんわ。詰んだな』とか思ってたけど、友人に誘われた(この友人も他業種ではあるけど独立してる)のと前の会社が相談に乗ってくれたのもあって、今の状態がある。

沢山、働けば働いただけ収入は増えるんだろうけど、現実は食べてく分だけだよね。全然、働いてないからね。

やらなきゃなぁ~とは思うけど、やる気ないわぁ~。

メキシコの田舎町の海岸に小さなボートが停泊していた。 メキシコ人の漁師が小さな網に素晴らしく生きがいい魚をとってきた。

それを見たアメリカ人旅行者が尋ねた。
「すばらしい魚だね。どれくらいの時間、漁をしていたの?」

すると漁師は 「そんなに長い時間じゃないよ」 と答えた。

旅行者が 「もっと漁をしていたら、もっと魚が獲れたんだろうね。おしいなぁ」と言うと、漁師は「自分と自分の家族が食べるにはこれで十分だ」 と言った。

「それじゃあ、あまった時間でいったい何をするの」 と旅行者が聞くと、漁師は「日が高くなるまでゆっくり寝て、それから漁に出る。戻ってきたら子どもと遊んで、女房とシエスタして。 夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって…ああ、これでもう一日終わりだね」と答えた。

すると旅行者はまじめな顔で漁師に向かってこう言った。

「ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得した人間として、きみにアドバイスしよう。いいかい、きみは毎日、もっと長い時間、漁をするべきだ。 それであまった魚は売る。お金が貯まったら大きな漁船を買う。そうすると漁獲高は上がり、儲けも増える。その儲けで漁船を2隻、3隻と増やしていくんだ。やがて大漁船団ができるまでね。 そうしたら仲介人に魚を売るのはやめだ。 自前の水産品加工工場を建てて、そこに魚を入れる。 その頃には君はこのちっぽけな村を出てメキシコシティに引っ越し、ロサンゼルス、ニューヨークへと進出していくだろう。 きみはマンハッタンのオフィスビルから企業の指揮をとるんだ」

漁師は尋ねた。

「そうなるまでにどれくらいかかるの?」

「15年、いやおそらく20年でそこまでいくね」  

「それからどうなるの?」

「それから?そのときは本当にすごいことになるよ」と旅行者はにんまりと笑い、「今度は株を売却して、きみは億万長者になるのさ」

「それで?」

「そうしたら引退して、海岸近くの小さな村に住んで、日が高くなるまでゆっくり寝て、日中は釣りをしたり、子どもと遊んだり、奥さんとシエスタして過ごして、夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって過ごすんだ。 どうだい。すばらしいだろう?」

ハーバードMBAとメキシコ人漁師の話

どこで見たんだろ?ネットでは有名は小話。この話の解釈が人それぞれ違うんだけど、元の原文?(英文)のタイトルでは「人生にとって大切なモノって何?」的なタイトルがついてる。

この旅行者の提案は私なんかもそうだけど、大半は「旅行者の提案って結局はメキシコ人が既に手にしているものじゃない」だったり「幸せはお金じゃないんだよ」だとかになるんだけど、別の視点では「雇用を生む」「リスク回避」(不漁でも生活できる)していると評価している人(かねしろぐより)もいる。

『その発想、無かったわー』なんだよ。『ふむふむ、確かにね』と思うけど、今の生活に当てはめてみた時にもっと働いて会社を大きくして人を雇うか、と言ったらその予定もなければやる気もない。

そんな事に気付いたらさ、自分が情けなくなったよね。何か知らんけど、落ち込むよね。でもやる気でんよね。

独立してる人って皆もっとバリバリやってんのかな?友達はバリバリというかサボらずやってるみたいだけど、知り合いの同じ職種の人は年に何回か、数日~1ヶ月ぐらい休んで釣り三昧の日々を過ごしてんだよね。リアル浜ちゃんだよ。この人は長年、会社員をやって早期退職して独立してるから、多少の余裕がある生活ができてんの。

私の暮らしぶりに似てるようで気持ちの余裕度がやっぱ違うんだよね。

なんか書いてるうちに嫌になってくるな。他人と比べてもしょうがないわな。とりあえず目の前の仕事はやってこ。

魚!