麺類食べる直前の電話 - ねこのしりあな

オチをタイトルで書いてるようなもんだから、想像つくとは思う。そして想像通りの展開さ。

これがアップされた時には私は仕事に一段落をつけて翌日からの連休を楽しむぞ！と思ってるのを期待したい。

※このブログは前日（7月20日）に書いてます。

何とか今日の午前中には、ある程度の仕事を片付けて客先にメールを送ったので後は明日か連休明けに承認がもらえれば今後の予定もスムーズにいく目途がたった。何もなければ、が前提だけど。

先ずは一つ目の山は越えたと思う。次は8月半ばだな。

メールを送った後も引き続き前倒しで次の予定の分を作業してたんだよね。今回は本当にダラダラせずにやってるわ。いつもこんな調子でやってほしいものよ。

『お腹が減ったなぁ』と思って時計を見ると13時過ぎ。丁度いい時間だし、集中もブツっと切れたので昼食休憩をとることにした。

この日は『仕事一区切りついたぞ！』テンションもあるので日清焼きそば（袋麺）を。

簡単な料理だと思うだろうけど、私の大好物なんだよ。

それにお昼はあんまり自分の好きな食事というより冷蔵庫内片付け＆残り物処理にあてられてるから、食べたい物がなかなかに食べれない。

意気揚々とゴマ油で焼いた目玉焼きを先に作り、同じフライパンで袋の記載通りに麺を調理。個人的に水分は飛ばせれるだけ飛ばしたいので焦げない寸前まで麺は炒ってる。お皿に目玉焼きon the焼きそばと少量ご飯を盛り、焼きそばの方に付属の青のりをかけたら完成。

楽や～。そして美味しい。日清焼きそばを作ってくれた人、ありがとう。

調理前にノートPCを起動させて動画（まだまだビバヒルだ→ビバヒルの話）をすぐ再生できるよう準備してテーブルに置いていたので、焼きそばプレートを持って着座。

『さて、食べるか』と再生ボタンを押したとこで電話が。

電話の表示がさっきメールを送った担当さんから。

『後でかけ直すか』と思ったけど、この担当さんはダラダラと余計な事は話さない人だし、メールで済むような内容じゃない事に引っ掛かりはあるものの、ちょっとした急ぎの確認程度かもしれん、と思って出た。

何でも最悪の想定はした方がいい。

20分後にはその最悪の結果が待ってる時もある。

電話中、私の頭の中も目線も全ては目の前の日清焼きそばに全集中。

刻一刻と麺が固まってしまうのを見つめ続け、電話の合間に何度も麺を少し箸ですくい取ってバレないように食べれるか、食べれないかと自問自答し、口元まで麺を引き寄せては諦め、何度目かの問答で5mm程度の麺を口に含んでみるも余計に食べたい欲求が膨れ、焼きそばが固まらないよう、固まらないよう阻止し続けても固まっていく焼きそば。

麺調理の時間を考慮して余熱で、食べる頃には少し半熟になるよう絶妙な計算で調理した（嘘です。そんな気分で調理してるだけ）目玉焼き。麺が固まっていくのと比例して焼きそばの熱で黄身もガチガチになっていく。

そもそもこの担当さんは私の妄想『仕事を受けたい会社ランキング』に個人名でランキング上位に入っているぐらいに高い好感度を持っていたけど、この時ばかりは何を話されても『そんなのメールで済むがな！』と思ってしまい、みるみる好感度は下がるばかり。

お腹が減ってるイライラと目の前に大好物があっても食べれないイライラ。そして、その大好物がどんどんベストな状態から遠ざかっていくのを見る事しか出来ないジレンマ。食べ物の恨みたるや！

電話を切った後、固まった麺に差し込んだ箸を持ち上げると全麺が持ち上がってしまい、一口サイズにほどける気が全くない麺を箸で切りさきながら食べ、ガチガチに固まった目玉焼き、パサパサご飯を食べて食事は終了。

大不満足で終了。

電話の内容は「今後の予定の確認」だった。

私は何度も「予定をまとめたのをメールで送りますよ」と言ったよ。

何でか担当さんは「そこまでしなくてもいいですから」と断りやがる。

私にとってはそこまでしてもいいから、今すぐに電話を切りたいんだけどね。

「焼きそば食べたいから、かけ直していいですか？」って言える間柄だったら！

そうじゃなくても「うわっ！（何かこぼしたっていう体の驚き）あっちょっと、すいません！すぐかけ直します！」と有無を言わさずに電話を切ってしまえば良かったのかもしれんな、とか思ったけど、いざとなったら多分出来ないから、もっと実現出来そうなのを考えておかなきゃいけないわ。

何やかんやで焼きそばは残念な事になったけど、承認は貰えたのでその返事の早さと対処の早さに「やっぱあの担当さんは出来る！」と思わざる得ない。