「窮鼠はチーズの夢を見る」見たんだが

出典:公式サイト 予告編30秒ver

全くこの映画の情報を知らない人でBLは嫌いというなら読まない方がいい。
ネタバレはしないと思うけど、全く知りたくない人も読まない方がいい。
俳優さんの悪口を聞きたくない人も読まない方がいい。
ここで何らかの感想を期待しているならAmazonのレビューを見た方がいい。


前に映画でやってた時から気になってた作品。あらすじとかは省きます。
配信されんかなぁと思ってる内に忘れてしまい、最近になってAmazonプライムで見ましたよ。

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あ~ね。結論から言えば私にはダメだったわ。生々し過ぎる。あと、2回見て2回とも寝てしまったから、ちょっと最後がよく分からん。

BLが好きかと言えば好きなのよ。純粋な恋愛モノに興味が湧かない私にとっては、BLが唯一の恋愛モノ。

この扉を最初に開けたのは、あさの あつこさん原作の『No.6』というアニメ。

No.6
N0.6:FOD、dアニメで視聴可能
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原作はまだ読んでないけど、アニメを見た時の最後の感想はストーリーの事は吹っ飛んで「えっ、この2人は何?どういう関係なの?」で頭が一杯。ここから、あさの あつこさんの別の作品を読んで(題名忘れてる)『がっつりじゃなく、何だかいい雰囲気の2人』『好きかどうかは明らかにしてないけど、好きっぽい2人』というブロマンス(になるのか?)路線から入ってたのね。(ブロマンスとは

なんやかんや見たけど、好みは今も変わらない。性描写がメインの作品は見れない事だけは分かった。

で、そんな人が映画を見てまさか、ここまで性描写があるとは思わなんだ。話が入ってこん。
どうにも見てると照れてくる。話が入ってこないまま、気になる事はもう一つ。
「何で大倉くんなんだろうか」ずっと、この独り言。大倉くんのぎこちなさに見てるこっちが益々、恥ずかしくなってくる。人によっては「素晴らしいよ!大倉くん!」という人もいるでしょう。
ただ私は見てると恥ずかしくなり、身体のどこかが痒くなる。

個人的な感想は性描写メインで話が+αになってる作品だと感じました。耐性の有無でも違うのかなぁ。いや、でも他の映画は見れるしなぁ。

男性同士の映画で2回以上(寝ずに)見たのは『太陽と月に背いて』しかないわ。これはストーリーがそもそも面白い上、主演のレオナルド・ディカプリオが黄金期の作品であるのも大きかったもしれない。男性同士の絡みがメインというより、主人公ランボーとヴェルレーヌが共に過ごした愛憎の日々、詩人としての苦悩がメイン。
そういう意味では『窮鼠~』も愛憎と言えば愛憎だけど、見ていてヒリヒリしたモノは感じられなかった。
2作品を同じカテゴリに入れて比較するのも違う気がするから、『太陽と~』の話は控えようか。映画としては本当にオススメ。BLが好きとか嫌いとか関係なくね。

嘘でしょ.......。もう一度、見たいと思ったら配信サイトでは見れない上に廃盤。買うにしても高額になってるわ。しまったな~。あの時、買っておけば良かった~。おいそれと見れないと分かるや無性に見たくなるのは何?


レオナルド・ディカプリオの黄金期とは・・・
私が勝手に言ってるだけですが、ボーイズ・ライフ公開の1993年~ロミオ+ジュリエット1996年(タイタニック1997年も入れるか入れまいか気分による)の期間におけるディカプリオ。美少年、美青年の所以がこの期間の作品。(と勝手に思ってる)

別作品が浮かんでしまうあたり、やはりこの作品に私は魅力を感じていないのはよく分かった。今や頭の中は『太陽と~』のDVDをどう手に入れるか?しかない。
途中で寝てしまってるけど(エンドロール10分前~20分前ぐらい)、あれを最後まで見ていても感想は変わらない気がする。ただ原作を読んでいて、その原作が好きな作品だったら見方は変わっていたと思う。
だって、自分が好きな作品で実写化された上、BL作品にあの俳優さんが出てくれてるんですか?!となりゃ、それだけで嬉しいもの。何度だって見るわ。

叶えられないけど、竹宮恵子の「風と木の詩」がジルベール役に黄金期のレオナルド・ディカプリオ。もしくはビョルン・アンドレセンで実写化したら見まくるよ。「今日は2ジル見た」とかTwitterするよ。

Gilbert&Serge
竹宮恵子「風と木の詩」13巻表紙 eBookJapan Plus出版