三浦健太郎氏の訃報

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あ~そんな。衝撃過ぎる。

寝転がりながらスマホでニュース見てたら、この記事。寝耳に水ってこんな感じなんだね。

「ベルセルク」......続きが......残念でならん。

私には「年齢を重ねていく上で気を付けることリスト」というのがあるんだけど、この中に
ペットを飼い始める限界年齢=暫定40~50歳(飼おうとしてるペットの年齢、寿命。自身の健康状態を考慮)
という項目を入れてる。
今後は新作漫画を読み始める限界年齢も加えておかないといけないわ。

今、読んでる作品もまだ続いてるのがあるけど群を抜いて心配してるのは「ガラスの仮面」

美内すずえ先生がTwitterやってるのも知らなかったけど、元気そうで安心したわ。良かった~。思わず、初のフォローをしちゃったよ。


ペットを飼い始める限界年齢という話を聞いたのはまだまだ、私が20代の頃。
休みの日にゴロゴロしてたら、突然の来訪者が。ドアスコープから覗くと女性が一人だったので『女性二人なら、居留守使うけど、一人なら別の用事か』と思い、ドアを開けた。

いかにもな保険外交員風の女性(推定50代)が立っていて、『開けたのは失敗したかもしれん』と思ってると案の定、「○○新聞の者です~」と簡単な挨拶を始め、私もすさかず「あっ、結構ですので」と言ってる側から急に。

「やだーーー!!あなた、すごいその服似合ってるわねー!!」
「すごく、いい!!」「すごく素敵よ!」
と、褒めに褒めまくってくる。

ただの部屋着に。
Tシャツも短パンも母親から貰った土産品に。
国内旅行なのに海外で浮かれて買ってきたようなトロピカル風の土産品に。(沖縄辺りじゃなく長野県)

自分の中では「絶対に外では着れない」という位置付けの部屋着だけど、目の前で保険外交員風のオバサンが興奮して褒めてくるのは悪い気がしない。「あ~いやいや」みたいに照れてると。

「あなたエキゾチックな顔立ちだから、ぜーったいに!こういう服が合うわよ!」

エキゾチックがどんなんか、まるでピンときてないけど、やっぱり悪い気はしない。オバサンが保険外交員風から私のスタイリスト風になってるけど、それでも悪い気はしない。

「いやいや、そんなことは」と浮かれてると、当時飼っていたセンパイ登場。猫を見るや。

「いやーーー!かわいいーーー!」
「猫ちゃん!」「猫ちゃん!」
「私、動物大好きなのよー!いやー!かわいいわー!」

これまた飼い主の立場からすると悪い気がしない。センパイも浮かれてるようで、スタイリスト風のオバサンからの撫でに身体を預けている。
ドアを開けてから5分もしないうちに私もセンパイも「いやいや、えへへ」とデレデレしてたけど、この人の目的は新聞の勧誘なので、さっさと帰ってもらわないといけない。もう一度、本題に戻ってもらわないといけない。

私がサッと頭の中でそんな事をよぎらせてると

「私もワンちゃんを飼ってるんだけどね~」

と別の話が始まった。
聞けば『オバサンは現在5?歳で、ワンコが寿命を迎える時は60歳を過ぎてるので、それ以上の年齢で新たに迎えることは出来ないこと』『ペットを飼うにあたって、最後まで面倒を見れないのは飼い主として無責任だと思ってること』『オバサンが今、飼っているワンコが最後のペットになること』等々、しんみりと語っていた。

この話は全く考えてもいなかったことだったので、現在でも活きる教訓として私の中にある。さらに会話の中でオバサンが当時、独身(離婚してる)で子供がいないと言っていたのも私にとっては他人事ではなかったので、独身・晩年のペットとの生活というものを考えさせられる良い話だった。

この話が終わる頃にはすっかりスタイリスト風のオバサンから尊敬する人生の先輩!という物凄いランクアップした状態だったけど、まだまだ話は尽きない。

すごく為になるいいお話の後に一度、原点に戻ったけどその話はあっさり引き下がる。
再び部屋着の話になると。

「あなたの肌の色や顔立ちには、その色味が絶対に合ってるわよ!」

と、スタイリスト風に戻る。そこから。

「スタイルがいいわね~!」
「何かスポーツやってたでしょ!」
「私も未だにテニスやってんのよ~」

と体型の話に移り、オバサンの現在の体型維持論が始まる。ここから「体型維持に適した運動とは?」「体型維持が何故、大切か?」「女性と着こなし」的な話が延々と続き、最早スタイリス風じゃなくてビューティーアドバイザーと化してた。

結構、この話も面白くてすっかり私はビューティー系のセミナー受講者になってた。ここからビューティー全般の話を聞き「矯正下着の大切さの話」に移ってた。
雲行きが怪しくなりながらも考える暇もないぐらい話は面白い。「うんうん」と頷いてるだけの私の目の前でオバサンは軽快な口調と共に洋服を脱ぎ出し、矯正下着を見せながら説明してる。
話が進むにつれ、露出度はアップしてしまい、気付けばオバサンは他人の玄関先で矯正下着姿になってた。

多分、同時ぐらいに私もオバサンも我に返って、一瞬の間を挟んだら変な空気に。

「やだ!こんなみっともない姿見せてごめんなさいね!」

『やだ!って、自分で脱ぎ出したのに何言ってんだろ』と思いつつ『なんで、こんな知らん人と玄関先で何時間も話してんだろ』と、私もようやく冷静になり、そのままオバサンは帰っていった。

最後は『新聞勧誘は囮で、下着勧誘の人だったのかな?』という認識になってしまったけど、人生の先輩としての序盤の話はやっぱり、すごくいいお話だったので今でも何気に感謝してる。


何の話してます?って感じになっちゃった。

ここ最近の昔の漫画や完結作品のみを読もうしてたのは無意識に『続きが読めなくなるかも』っていう意識が働いてたからかなぁ。それかただ、次巻が出るのを待つのが煩わしいと思ってるからか。

どっちでもいいか。

リアルの新巻はいつ出るんだろうなぁ。

15巻出てるがな、去年に。ってか連載再開してたんか。

寝ます。

「ベルセルク」と「ガラスの仮面」へのリンク

オススメなんだけどなぁ。とにかく面白いんだよ。グロ、鬱要素があるもGame of thronesが好きなら、いけるさ!スノウが好きで見てるんならオススメしないさ!

どうなるか分からんからね~。紅天女編まででも十分過ぎるぐらい面白い。なんなら、それだけでも読む価値はある。「ウォ......ウォ......ワ......ウォ......ウォーーーワーーー!」は真似してたなぁ。