何事もなく続けてる商人放浪記。

続いてるわ。課金もしてるわ。
(関連記事→ 商人放浪記   

10月に入って月が変わったから「やった!また買えるぞ!」って思ったもんな。(課金額は月の上限を決めてる)

 

何だかんだ紆余曲折ありましたが『もうこれ以上は無理ー!』となるまではやろうかなと、思う。

辞める辞める言ってお別れフィナーレまでしてた人もまだ全然、何事もなくおるし。

その話はコレ  (あの感動お別れ会何だったんや)

まず愚痴を言いたい!!!
それしかないけども!!!

もうすぐ二ヵ月ぐらいになる?

えぇ~慣れてきましたね。色々と。

面白いなぁとここ最近、新たに感じるのは秩序?社会?というんでしょうか?そういうのが日々形成されてくこと。

人が集まれば・・・

ゲーム詳細の説明は面倒なので詳しいことは、ここ( 商人放浪記にハマる。   )を読んで下さい。

 

二ヵ月も経過すると一番最初に思っていた「このゲームは和やかだわ」というのが誤解だったことに気付いた。

このゲームの話を、初めて書いた時には知らなかったんですけど、あの頃は数日程度?の違いはあれど皆「初心者」だったらしい。

初心者が初心者に教えてたという状態。

というか課金初心者が無課金初心者に教えてたのか?

で、発言ヒエラルキーは課金強者>>>微課金>>>無課金。(全員がそうではない)このヒエラルキーは相変わらず。

 

今は当たり前のように3日おきに他サーバーとのイベントがあり、もうこのイベント関連で上位をとる!というのは絶望的ですわ。

サーバーに番号が割り振られているんですが、どれぐらいの日数の差があるんだろ?週?もしくは月なのかな?

1週間違うだけでも大きな差が生まれるので今の状態は小鹿vsライオンの群れみたいな感じ。

「強くなってる!わーい!」とか思ってると、数日経って新たなサーバーが追加され猛者みたいな人達が放出される。
最初は自サーバーだけでやってたのが1つ増え、2つ増え、3つ4つ・・・。今じゃ10個ぐらい?になってんじゃない?

やってられっか!となってる。

 

こうも増えると問題も起こります。

最近、ネット上で見た「商人放浪記」の平和協定についての掲示板。

今の自サーバーでも平和協定なるものは既にあるの。

色んなイベント、タスクでこの平和協定だったり同盟だったりをチーム同士や他サーバーのチームで組んでる状態。

揉めやすいのは護送という商会のタスクやイベントの大富豪(人生ゲームのようなサイコロゲーム)かな?他にもあるけど。

mokumoku
護送とは・・・

美女を荷馬車にのせて交易させる商会タスクの一つ。

gosou-1
護送画面
gosou-2
護送詳細画面

郊外→商会→護送に入っていくと護送画面に。ここから左側にいる女の子!マークを押すと護送詳細画面に。

3種類の護送方法が選べて普通護送から豪華護送まであり、高級や豪華は専用アイテムが必要。(護送詳細画面)

普通護送は無料で出来るけど乗せる美女の回数に制限があり(月曜日にリセット)それ以上となるとゲーム内通貨の元宝が必要。

ここで獲得できるのは(護送詳細画面の護送報酬:左から)商会専用のお店で使える通貨、商会財産、美女の芸者値をあげるアイテム。普通<豪華とその数字も大きくなる。

 

よくよく見て欲しいのは護送画面下にある「商会メンバーが略奪されていたのでお返しさせて・・・」のログ。

その右にある略奪ボタン。また左にある戦報という箇所。

 

さっきも書いたように一部のサーバー、商会では既に平和協定が結ばれているんです。自サーバーというか私が所属している商会も「護送の際の略奪禁止!反撃はあり!」のルールが敷かれています。

前々からこの略奪は嫌だったんです。私はね。

なのでこのルールには賛成派なんです。私は。

 

ここらが民主主義の難しさ、多数決によっての歪み、みたいなのが出てくるんだけど。

ゲームの仕様では「略奪して相手から報酬を掠め取ろう!略奪された時は戦報から確認して反撃にも打てるから反撃しちまおうぜ!」となってる。

なのでゲームのルール上、略奪も反撃も何の問題もないわけ。嫌なら強くなれっての!っていう話。

mokumoku
略奪した時の報酬は15%ぐらいかな?
添付した護送詳細画面での報酬が普通護送で、1000:300:500となってるので略奪された場合は850:255:425となり、略奪者には150:45:75の報酬が入る。
これを多いととるか少ないととるか・・・。
あと反撃した場合、相手の戦報には略奪された時と同じ状態なので略奪なのか反撃なのか判別が出来ない。そういう訳でチャットでいちいち「反撃しました!(略奪じゃないです)」報告をしてる。

 

が、商会というチームに所属して初めて護送をすることが出来るので戦報ではチームメンバー全員の略奪された情報も見れる。

そうなると同じチームメンバーからすれば「あの子略奪されとる!反撃してやるからーーー!」と反撃する→相手側チームからすれば「あっ!あいつ略奪されとるぞ!ッシャ!反撃ーーー!」で反撃する→また略奪されてることに気付き反撃→反撃→反撃・・・・・・終わらない応酬。

何度か続けたらどっちが先に仕掛けたかなんて分からなくなってるだろうし(実際にログで「お前が先にやったんやろー!」「そっちが先だ!」の不毛な言い争いはある)、こんな状態になってるとお互いが「あいつらは粘着グループだ!」となり、もうね~本当に泥沼よ。見てて面白いけど。

無秩序状態の泥沼応酬戦から脱却する為に独自ルールである「平和協定」ができてくる。

 

多くの人はこの略奪が鬱陶しいとは思ってるんだと思う。多分ね。

なので誰かが声を上げた途端に「賛成!賛成!」と同じように声を上げ、気付けば暗黙の了解で「略奪禁止!」となり、それに違反した人はチーム総力でボコスカに反撃されることも稀に出てくる。

 

厳密に投票した訳でもないし、サーバーの代表面して発言してるけど同じサーバーでもそれを全チーム全プレイヤーが認めてる訳でもないし、どうしたって少数派というか声が小さい人達の意見が通るような空気じゃない。

私がたまたま見た平和協定についての掲示板でも相当不満に思ってるらしく、言ってることは理解できるんだよ。

「勝手にルール作んなよ!」っていうね。

「この独自ルールに賛成しない(そもそも決をとられる事自体に懐疑的)=悪者となってる雰囲気がある」と、そこで発言してる人がいて『そういうとこ確かにあるよな』って思うんだよね。

 

ここ最近のコロナ関連でもそうだし、炎上問題でもそうだけど、どこか自分達とは違う=間違ってる!と叩く人が一定数いる。

「それ違うんでない?」ってことは確かにあるけど、意見を言う以上のことをする人がいるんだよね。

まぁ一人だけが「それは違うと思います!」って言ってるだけなら言われた側もさほどだろうけど、何千人と「違う!違う!」「それは非常識だ!」と、なればクラスメイト全員から吊るし上げられてるようなもので、いやそれ以上か。世界から拒絶されてるような状態だわ。

これに加えて暴言を吐く輩も増えて人格否定、プライバシーの侵害、本当に何やってもいいと思ってるの??ってことを罪悪感なくやってる。

 

話が逸れたがな。

 

結局、この平和協定問題も個々では本人の自由を尊重した風ではいるけど、そのルールに従わない人がどんな目に合ってもそれは自業自得でしょ?という空気なんだよね。

ひどい時にはサーバー内で総スカンをくらってる人も。

私自身『略奪なんてしなくていいじゃない。自分がされたら不愉快なことは他人にもしません!』の考えだけど、そうじゃない人をゲームから締め出すような空気もおかしな話だと思うし、見てても不愉快だし、ただただ離脱していく人を自分達で増やしてる状態なんだよね。

 

とにもかくにも秩序を保とうとした独自ルールには限界があって、多数決とまでは言わないものの多数派というのが生まれた時点で内部は崩壊しかかってんだよ。いっそ独裁気取りでサーバー毎引っ張ってしまうぐらいの勢いなら上手くいくんじゃないか?とも思えるわ。

 

だんだんと人が減っていきそうな気がするけどもゲームは続けますよ~。

何か真面目ぶって書いてたけども何だかんだ言っても、ごちゃついた揉めごとは見てて面白いわ。

 

これ長くなるな。

本当は別のこと書きたかったのに。

とりあえず後日に。


アメリカ国務省の民主主義の原則ー多数決の原理と少数派の権利

一見すると、多数決の原理と、個人および少数派の権利の擁護とは、矛盾するように思えるかもしれない。しかし実際には、この二つの原則は、われわれの言う民主主義政府の基盤そのものを支える一対の柱なのである。

  • 多数決の原理は、政府を組織し、公共の課題に関する決断を下すための手段であり、抑圧への道ではない。ひとりよがりで作った集団が他を抑圧する権利がないのと同様に、民主主義国においてさえも、多数派が、少数派や個人の基本的な権利と自由を取り上げることがあってはならない。
  • 民族的背景、宗教上の信念、地理的要因、所得水準といった要因で少数派である人でも、単に選挙や政治論争に敗れて少数派である人でも、基本的人権は保障され享受できる。いかなる政府も、また公選・非公選を問わずいかなる多数派も、それを取り上げてはならない。
  • 少数派は、政府が自分たちの権利と独自性を擁護してくれることを確信する必要がある。それが達成された時、その少数派集団は、自国の民主主義制度に参加し、貢献することができる。
  • 民主主義政府が必ず保護しなければならない基本的人権には、言論と表現の自由、宗教と信仰の自由、法の下での正当な手続きと平等な保護、そして組織を結成し、発言し、異議を唱え、社会の公共生活に全面的に参加する自由などがある。
  • 民主主義国は、少数派には文化的独自性、社会的慣習、個人の良心、および宗教活動を維持する権利があり、それを保護することが、国の主要な責務のひとつであることを理解している。
  • 多数派の目に異様とはまでは映らなくても、奇妙に見える民族や文化集団を受容することは、どんな民主主義政府も直面しうる難しい課題のひとつである。しかし、民主主義国は、多様性が極めて大きな資産となり得ることを認識している。民主主義国は、こうした独自性や文化、価値観の違いを脅威と見なすのではなく、国を強くし豊かにするための試練と見なしている。
  • 少数派集団の意見や価値観の相違をどのように解決するかという課題に、ひとつの決まった答などあり得ない。自由な社会は、寛容、討論、譲歩という民主的過程を通じてのみ、多数決の原理と少数派の権利という一対の柱に基づく合意に達することができる。そういう確信があるのみである。

※アメリカが掲げてる民主主義です。

 

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  • 池上彰が怒りをこめて掘り下げる! 安保法制の強行採決、安倍政権による言論への圧力。怒りの声は飛び交っても、ふたを開けてみれば長期安定政権。日本人はいつから政治を前進させる方法を見失ったのか。日米安保条約から原発政策、TPPまで、民主主義の名のもとに、ありとあらゆる矛盾を先送りしてきた日本の姿を考える。
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